訪問介護支援・介護補助

動物医療の進歩や飼育環境の向上などにより、ワンちゃんも大変長生きになってきました。犬の寿命は犬種や飼育環境によっても変わりますが、12～15年が平均寿命と言われています。一般的な目安として、小型犬で11歳・中型犬で9歳・大型犬で7歳位・猫の場合は10歳前後から始まります。

これらは、シニア期を迎えるにあたって注意してあげたい年齢の目安となりますので、この年齢になったからといっても、いつまでも若さを保つ子もいれば、早くにシニア犬らしい様子を見せる子もいます。個体差があるのは人間と同じですね。

老化のサインを見逃さない様、老犬がかかりやすい病気についての知識や愛犬との上手な暮らし方についても知っておく事は大切です。愛犬の状態や家庭環境などを考慮に入れながら、愛犬に合ったケアや介護をしてあげられる様、心がけましょう。

人より早く老化が進んでしまうワンちゃん達。幼少期・成年期・そしてシニア期、それぞれの時期の良さがあります。それぞれの時期を理解し、その時々を楽しく共に過ごしたいものです。

つい最近まで元気に走り回っていたと思っていたら、ある日突然愛犬の老化を感じた時、とても淋しく感じるものですが、それは当たり前の事です。その現実を受け入れましょう。シニアにはシニアなりの魅力が沢山あります。

例えば、大人しくて寝ている時間が多い分、いつも静かにまったりと時間が流れていったり、全てを悟っている様な落着きや貫禄、飼い主様との意思の疎通。一緒に過ごした時間が長い程、愛犬が愛おしく、かけがえのない存在に感じます。

共に生きてきた愛犬に一日でも長く生きてもらいたいと願い、長寿になる事はとても嬉しく幸せな事です。シニア犬生活では、飼い主様はあまり無理をしない様に心にゆとりを持ちながら愛犬と最後まで幸せに過ごして欲しいものですが、その反面で加齢と共に愛犬の痴呆や寝たきり等の深刻な問題でお悩みのオーナー様が増えている事も事実です。